こんにちは。11月~12月の制作会社は一般的に1年で1番忙しい時期です。特に流通関係の担当者は、1日がすごい勢いで過ぎていくので、気づけば大晦日…みたいなこともめずらしくありません。11月に入る前から「クリスマスケーキ」「おせち」「初売り」などのワードが飛び交うのはどこの制作会社も同じでしょうか。
ユニグラフィックには印刷工場があります。印刷会社のデザイン室ではなく、デザイン会社の印刷部という括りです。これは仙台ではあまりない形かも?デザイン会社として1967年に創業し、7年後の1974年に印刷工場が作られました。
社内に印刷工場がある利点はいくつかあるのですが、なんといっても印刷に精通している部署があるので、紙選び~加工までこだわったご提案をさせて頂くことができます。
いわき市のジェラート店Bayside Gelato様のパンフレット2種類です。
ミルク缶型パンフレットの方は、実際に店頭で使われているミルク缶をモチーフにした封筒の中に、ジェラート型のパンフレットが入っています。シルバーの紙は何種類か取り寄せ、1枚から切り抜きできるカッターで試作を行い、1番イメージに近いものをご提案しました。
もう1つのパンフレットは店頭設置用で、こちらもオリジナルの型で型抜きをしています。ちなみに、ジェラート部分がバニラとストロベリーのダブルになっているのはお客さまからのアイディアです。(とてもおいしそうです。)
こちらは弊社事例集です。vol.2(左)は「U」はシルバーの箔押し、「G」は凹凸のあるエンボス加工です。Vol.3(右)は特色でピンクのネオンカラー印刷をしました。どちらの場合も、デザインや印刷をより引き立てる紙を選んでいます。
印刷物であふれていた時代から、WEBの普及で印刷物は消滅!?と一時は思いましたが、やはりそれぞれに変わりがきかない良さがあるようです。何年も印刷物を見ていますが、未だに「この手があったかー!」と感動することがあり、まだまだ印刷物コレクションは増えそうです。